教員紹介
ACADEMICIAN
南 征吾 MINAMI Seigo
- リハビリテーション学部 作業療法学科
教授
- 研究分野
リハビリテーション科学、医療福祉工学関連
- 学位
博士(保健学)
大学院
保健科学研究科 保健科学専攻
特別研究指導教員
-
博士前期課程
リハビリテーション学領域総合作業療法学/作業療法実践モデル
人の生活適応を視点にした医療福祉機器やICT機器の研究開発は、リハビリテーション技術の可能性をさらに高めます。人が生活する基盤は、いまいる場所からはじまっています。病院および在宅を問わず、その人の生活適応における課題解決に質するリハプログラム開発、評価表開発、実践技術の知見の発信を行える研究の実践および指導を行います。
研究や大学院進学についての質問・相談などを受付けています。
経歴
2001年3月 - 2006年10月 武田病院グループ, (武田総合病院リハビリテーションセンター、宇治武田病院), 副主任
2006年11月 - 2007年4月 山中温泉医療センター, リハビリテーション科
2007年5月 - 2014年3月 関西学研医療福祉学院, 作業療法学科, 専任教員
2014年4月 - 2018年3月 大和大学, 保健医療学部, 講師
2018年4月 - 2021年3月 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 講師
2019年5月 - 現在 京都大学大学院, 医学研究科, 客員研究員
2021年4月 - 現在 群馬パース大学, リハビリテーション学部, 教授
研究内容
1.訪問作業療法の技術開発に関する研究
2.サイバネティック機能的電気刺激装置の研究開発
3.家族介護者の生活行為に関する研究
研究実績詳細
論文
【国際】
(1)S MINAMI, Y FYKUMOTO, R KOBAYASHI, H AOKI, T AOYAMA. Effect of home-based rehabilitation of purposeful activity-based electrical stimulation therapy for chronic stroke survivors: a crossover randomized controlled trial. Restorative Neurology and Neuroscience. 2021 (in print).
(2)S MINAMI, R KOBAYASHI, Y FUKUMOTO, H AOKI, T AOYAMA, Masatoshi Takeda. Program for rehabilitation of the chronic severe hemiparesis upper extremity of cerebral stroke survivors: application of purposeful activities and an electrical stimulation therapy program. Cognition & Rehabilitation 1 2020年12月
(3)S MINAMI, H AOKI, Y FUKUMOTO, R KOBAYASHI, T AOYAMA. Transition of a severely hemiparetic upper limb to a supporting upper limb: Development of a purposeful activity–electrical stimulation therapy rehabilitation programme (A report of three cases). Japan Academy of Health Sciences. All rights reserved 23(1) 14-24 2020年6月
(4)S MINAMI, R KOBAYASHI. A qualitative study on the practice structure of home-based occupational therapy for the Realization of daily living activities in the elderly: Promoting co-operative construction of the life performance. Asian Journal of Occupational Therapy 2019年
(5)S MINAMI, R KOBAYASHI. An Occupational Performance Patterns of Family Members of Terminal Cancer Patients: Typology of family palliative caregivers and occupation performance patterns. Asian Journal of Occupational Therapy 12(1) 29-36 2016年9月
(6)S MINAMI, R KOBAYASHI, M KYOUGOKU, I MATUDA. Occupational experiences of and psychological adjustment by family members of cancer patients. Hong Kong Journal of Occupational Therapy 23(1) 32-38 2013年6月
【国内】
(1)南 征吾,小林 隆司,高村 幸太,福元 喜啓,青木 秀哲,青山 朋樹,佐野 伸之,嶋田 隆一,肥田 光正,古井 透. 成人脳性麻痺者の活動と参加に資する在宅支援プログラム:事例報告, 合目的的電気刺激療法の試み. 大阪河﨑リハビリテーション大学紀要 15 35-41 2021年3月
(2)南 征吾, 篠田 昭, 古川 絵美, 小林 隆司, 北山 淳, 福本 倫之, 菅沼 一平, 木下 栄子, 重信 久美. 作業の提案力を鍛える作業創発的臨床推論法. 大和大学研究紀要 2 249-257 2016年3月
(3)南 征吾, 小林 隆司. 訪問作業療法における家族援助技術 : 生活行為の拡大を促す作業療法. 日本作業療法研究学会雑誌 = Japanese journal of occupational therapy research 17(2) 15-22 2014年
(4)南 征吾. 人間作業モデルから学んだこと. 作業行動研究 15(3) 130-131 2011年12月
(5)南 征吾, 河津 拓, 大松 慶子. 在学中に作業療法士による事例検討会へ参加することの意味. 作業療法教育研究 11(1) 54-59 2011年7月
(6)南征吾, 野藤弘幸, 山田孝. 作業同一性を反映した作業に焦点をあてた訪問リハビリテーションがクライアント夫婦のコミュニケーションと交流を深めた事例. 作業行動研究 12(2) 95-102 2009年3月
その他
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【主な学会活動】
World Federation of Occupational Therapy
日本作業療法士協会
日本作業行動学会
終末期・緩和ケア作業療法研究会
ロボットと作業療法研究会 -
【主な著書】
著書
(1)『作業療法マニュアル48 がんの作業療法② 改訂第2版』 (共著 , (社)日本作業療法士協会 , 2019.11)
(2)『身体障害作業療法学2 内部疾患編』 3章:検査所見と身体所見(共著 , 羊土社 , 48-71 , 2018.12)
(3)『身体障害作業療法学1 骨関節・神経疾患編』 5章:関節可動域・筋力へのアプローチ(共著 , 羊土社 , 62-79 , 2018.12)
(4)『高齢期領域の作業療法 第2版:プログラム立案のポイント』 (共著 , 中央法規出版 , 2016.2)
(5)『事例でわかる人間作業モデル』 (共著 , 協同医書出版社 , 2015.9)
(6)『高齢者のその人らしさを捉える作業療法』 (共著 , 文光堂 , 2015.3)
(7)『作業療法マニュアル48 がんの作業療法②』 (共著 , (社)日本作業療法士協会 , 2011.3)
(8)『高齢期障害領域の作業療法』 (共著 , 中央法規出版 , 2010.4)
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生まれも育ちも京都ですえ。高校時代はラグビー部に所属し、おもいっきり青春しました。ポジションはフッカーです。趣味?は、香りを探すことです。群馬県で素敵な香りをみつけられたらと思っています。