9月22・23日の両日に、本学1号館8階PAZホールにて国際環境複合要因学会2018(ICCEF2018)が開催されました。
ICCEF2018 は本部をフィンランド、タンペレに置く国際専門家会議によっておよそ25年の歴史を持つ学会です。
この度、高橋正明副学長が学会長となり、中教授が準備委員長を務め、日本公衆衛生理学療法研究会と合同で開催されました。
参加人数は112名、参加国は日本、フィンランド、米国、シンガポール、中国と5か国でした。発表演題数は2日間で20本を数え、最終日には、一般市民向け公開講座を行い、盛況に終了しました。
学会のテーマはWell-being and Feasibility(より良い状態への実践性を考える)であり、学会理事長であるOlavi先生、名誉会長の岡田晃先生が開会時に挨拶をされ、高橋学会長のこれまでの日本のPTOT教育の軌跡と課題を講演されました。参加者は研究者、医師、理学療法士、作業療法士、公衆衛生専門家等々でした。
多様性や複合要因を扱うヨーロッパの科学哲学に根差した学会が、私たち群馬パース大学で開催されたことはとても名誉なことであり、ボランティアとして参加した学部学生、院生の皆様にも大きな収穫が得られたように思えます。