今回の助産診断技術演習では、分娩介助のシミュレーション学習を行いました。
3つの場面を設定したロールプレイでは、学生は助産師役(直接介助者と間接介助者)、産婦役になり、お産の始まり(陣痛開始)から赤ちゃんが産まれるまでの分娩経過について、状況に合った産婦への声掛けと分娩介助を学びました。
ロールプレイの様子はビデオで撮影し、リフレクションにより、助産師役を経験したことでの直接的な学びや反省点を確認しました。その後、ビデオを見ながら客観的に振り返り、具体的な改善点を学生全員と教員とで意見交換を繰り返しながら、課題の確認をしました。
一場面を終えるごとに改善できている点もあれば、事例の特徴や状況を踏まえて更に考えなければいけない点など、様々な課題が見いだされました。母子の安全を最優先に考えるだけでなく、産婦に不安感を与えないようにするにはどうすれば良いのか、産婦の気持ちを理解しながら産む人の満足なお産を目指した分娩介助を行うことの大切さを学んだ演習でした。
▼自分たちの意見をしっかりと持ち、反省点や改善点を発表していました。
7月からの助産学実習に向けて、演習を繰り返し、これからも頑張っていきましょうね!