検査技術学科の必修授業「大学の学び―専門への誘い―」では、各領域の仕事内容や医療人としての心構えを学ぶことを目的とし、医療・科学分野などで活躍する外部講師を招き、特別講演をしていただいています。
 
今回の特別講演では、現場で働く臨床検査技師の方を招いて、「一般病院および生殖医療施設における臨床検査技師の業務と役割」をテーマに講演いただきました。
 
初めに講演をしていただいた大津愛莉先生は、本学の卒業生であり、JCHO群馬中央病院産婦人科で胚培養士として勤めています。大津先生が実際に働く不妊治療の業務内容や、スケジュールなどについてお話しいただき、胚培養士として働く大変さや適性などについても伝えていただきました。
質疑では、学生から胚培養士についての質問や、大学時代の苦労した授業などの質問がされていました。

 
次に講演いただいたのは、日本赤十字社前橋赤十字病院の臨床検査技師長の金井洋之先生です。金井先生からは、臨床検査技師の病院での働き方や、病院の安全管理の取り組みなどについて講演いただきました。また、臨床検査技師の使命や大切にしていることもお話しいただきました。

 

学生たちにも金井先生が最後におっしゃっていた接遇・敬う心を大切に、将来働いてほしいですね。