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放射線学科

本学の学生が第1種放射線取扱主任者試験に合格しました

令和元度、放射線学科3年生の上原拓馬さんが第1種放射線取扱主任者試験に合格されました。

この試験は、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」に基づき、公益財団法人原子力安全技術センターが年に1度行う国家資格試験です。放射線取扱主任者とは、放射性同位元素等(放射能をもつ元素)の取扱いによる放射線障害の発生を防止するために法律上求められている監督者のことをいいます。放射性同位元素等を取り扱う事業所(医療機関など)では、必ず1名以上の放射線取扱主任者を選任することが義務づけられており、管理できる範囲の広さの順で、「第1種放射線取扱主任者」と「第2種放射線取扱主任者」に分かれています。
本年度の第1種放射線取扱主任者試験の全国合格率は23.5%(受験者数3,357名、合格者788名)という難易度の高い試験です。
なお、第2種放射線取扱主任者試験でも3名の学生が合格しました。

本学では学生に対して国家試験対策やスキルアップのために積極的に挑戦するように勧め、学科の教員がきめ細かく学生の資格取得のサポートを行います。

▼第1種放射線取扱主任者試験に合格した上原さん

〇合格した上原さんに勉強方法などを聞いてみました。

上原さん:勉強はゴールデンウィーク明けから始め、勉強方法は過去問題を解き、間違った箇所は教科書で調べた後、ノートにまとめるなどしました。大学の講義室や実習室の近くには先生の研究室があり、試験について先生に気軽に相談できる環境があったため、スムーズに試験勉強に取組むことができました。毎日1時間~3時間程度、継続できる範囲でコツコツ勉強していくのが大切です。

上原さんはアルバイトと勉強を両立させながら試験勉強を行っていたそうです。
将来の夢について聞くと「幅広い領域で活躍できるオールマイティーな診療放射線技師になりたい」と話しておりました。趣味やアルバイトと勉強を両立させながら、これからも夢に向かって頑張っていきましょう。
上原さん、合格おめでとうございます!

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