2020年11月24日、本学1号館8階PazHallにて国際交流センター主催の特別講演を行いました。
国際交流センターでは毎年、海外の医療現場で活躍されている方をお招きし、ご講演をいただいておりますが、今年は感染症対策としてライブ中継での開催となりました。
今回の講師には、スウェーデンの高齢者福祉や障害者福祉を専門に講演を行うエミール・オストベリ氏(スウェーデン・クオリティケア所属)より、「スウェーデンの医療と福祉 高齢者・障害者におけるノーマライゼーション」についてお話をいただきました。
親日家であるエミール・オストベリ氏は、年に数回日本を訪れ、大学や病院等で多くの講演を行うほか、現地スウェーデンでは日本の視察団への福祉研修、講義、通訳などを行い、日本とスウェーデンの福祉の架橋として活躍されています。また、パラリンピックに3度出場し、2002年のソルトレイクシティオリンピックではスキーで銀メダルを獲得した経歴を持ちます。
▼スウェーデンからライブ中継による講演の様子。ノーマライゼーションの先進国であるスウェーデンの福祉、医療についてお話をいただきました。その他、「日本の福祉は足りているのか?」「日本とスウェーデンの障害者に対する考え方の違い」など、学生からの質問にも丁寧に答えていただきました。
▼講演の最後にはスクリーン越しでお互い手を振ってお別れの挨拶をしました。
今回講演に参加した学生は日本とは異なる海外の医療や福祉を知る良い機会になったのではないでしょうか。現地スウェーデンでは早朝の時間にも関わらず、貴重なご講演をいただきありがとうございました。