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言語聴覚学科

授業紹介「言語聴覚障害学演習」(1年次必修科目)

言語聴覚学科1年次必修科目の「言語聴覚障害学演習」を紹介します。

 

この授業では言語聴覚障がいの全容を知り、それぞれの障がいの問題を把握し支援する方法を学修します。
この科目では、言語聴覚障がいに先んじて、「アイマスクを使用しての視覚障がい体験」、「車椅子体験」、「高齢者疑似体験スーツを着用しての高齢者体験」をすでに実施しました。
今回の授業では、この三つの体験を踏まえ、「障がい者と健常者の共生」について少人数のゼミ形式でグループワークを行いました。

 

▼グループワークの様子


グループワークは、学生中心で議論を進めます。
まずは、模造紙に体験で感じたこと、学んだことを互いに出し合い整理します。その後、「どういうバリアフリーがあればいいか」「地域参加するにはどういう工夫が必要か」など各グループのテーマにそった視点から「障がい者と健常者の共生」について考えていきます。

 

意見をまとめた後、パソコンを使って、自分たちの伝えたいことをどのようしたら分かりやすく発表できるか話し合っていきます。グループワークでは、上手に人に伝えるプレゼンテーション能力も身に付けていきます。

 

言語聴覚学科では、学生が6つのテーマ「啓発・広報」、「デザイン開発」、「共生の街づくり」、「地域参加支援」、「人権尊重」、「生活支援」のいずれかのゼミに所属し、4年間グループワークを通して言語聴覚障害について学んでいきます。
ゼミの6つのテーマは、「障がいを持ちながら、普通の人と同じように、当たり前の生活・人生を送る共生」に欠かせない視点から決められたものです。
各ゼミには1人ずつチューターの先生がつくので、この授業を含めた様々な授業、今後の国家試験の準備などの学修面はもちろん、生活面でも色々なことをこのゼミを通じて相談できる仕組みになっています。

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