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作業療法学科

授業紹介「基礎作業学」(1年次必修科目)

作業療法学科1年次必修科目の「基礎作業学」を紹介します。

この科目では、作業療法の「作業」とは何かを学びます。学生は、作業が日々の生活で行う好きなこと、嫌いなこと、役割を担うことや習慣として定着すること、仕事に行くこと、遊ぶこと、食事や着替えなど日常生活の様々な内容が含まれていることを理解します。

 

授業は、学生が自分にとって、お気に入りと感じている作業について分析をします。ジョギングなどの健康に良さそうなこと、街の掃除ボランティアなどの社会貢献、美味しいものを食べるといった楽しいこと、友だちと遊ぶなどを通して人と交流を持つこと、特技を活かして自己表現ができることなどが、自分自身にどういう影響を及ぼす作業かをグループで検討します。

 

 ▼作業とは何かを学びます。           ▼自己学習の成果を発表します。

▼教員の説明を聞きながらグループワークを継続します。

▼作業の捉え方を通して自分たちの生活について話し合います。

学生は、作業の捉え方を通して自分たちの生活について、「楽器を演奏することは楽しい」「外出の前に化粧をすることが大切」「工夫して料理をすることが好き」など、グループで話し合った結果を発表します。化粧品会社と本学の教員との共同研究で、「高齢者が化粧をすることによって外出や社会参加が促され、日々の健康維持に有効である」という研究をしていることも紹介されました。

▼自分たちが行っている作業の分析結果について発表します。

この授業では、自分たちが行っている作業の分析を通して、将来、作業療法の対象となる一人一人に適した作業とは何かについて考えていきます。

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