今回は検査技術学科2年次に必修科目で履修する「遺伝子検査学実習」を紹介します。この授業では、遺伝子関連検査に必要な3つのステップ(核酸抽出、増幅、検出)についてそれぞれの過程での基本的な操作を学習します。新型コロナウイルス感染症の疑いがあるとPCR検査を実施すると思いますが、そのPCR法の原理と手技も理解することもできます。
この日の授業では、口腔粘膜細胞から抽出したDNAを用いて、ヒトの染色体上に存在するALDH2遺伝子をリアルタイムPCR法で検出しました。
▼リアルタイムPCR法を用いて、ALDH2遺伝子の検出を行っている様子
▼学生たちは集中力が高く、手先も器用でした