2022年6月18日(土)・19日(日)、作業療法の哲学と実践に関わる第31回日本作業行動学会学術集会が群馬パース大学PAZホールで開催されました。
本学竹原敦教授による大会長講演『温故知新~作業療法の未来図~』では、作業療法の歴史、事例、未来の展望についての講演がありました。
本学作業療法学科長である石井良和教授をコーディネーターとするシンポジウムでは、全国から集まった5名の作業療法士が未来を語りました。
午後からは、特別講演や多数の一般演題が会に花を添え、昼休みには作業療法学生の交流企画が本学南征吾教授により展開されました。
学会は現地およびオンラインにより、全国から作業療法士137名、学生85名、合計222名が登録し参加しました。
作業療法学科の1年生と2年生および学科教員は、ネットワークや進行に参加しました。また、北は北海道から南は沖縄までの学生がミニ講義を聴き、インターネット上で交流することができたことは、とても有意義だったと思います。
▼受付の様子
▼来場者を向かい入れる在学生
2日間に渡る会の終演にあたり竹原大会長は、「作業療法の歴史を概観すると、作業療法がいかに障害のある人たちや高齢者などの役割や生活に寄り添っている職業であるかをあらためて知る機会が得られたと思います。作業療法士を志している学生にとって、作業療法の未来図は明るい」という意味を込めた挨拶をしました。
群馬パース大学リハビリテーション学部作業療法学科の学生は全国規模の学会に参加し、その手伝いをすることにより、将来自分たちが目指す作業療法に対して様々な思いを馳せる貴重な経験が得られたのではないかと思います。