理学療法学科2年次必修科目の「基礎理学療法診断学演習」を紹介します。
この授業では、検査・測定技術の1つとして、人の動きの基となる筋力を診る徒手筋力検査法を学習します。実技では、実際の医療現場で行われている方法を学生同士で実践する中で、患者さんの問題を分析するための技術や考え方を学びます。
今回は学生同士でペアになり、股関節・膝関節・肩甲帯の徒手筋力検査測定を実践的に学習しました。
徒手筋力検査(通称:MMT)とは…筋力評価方法の1つで、関節運動に関与する筋肉がどれほどの動くのかを、手で抵抗を加えながら0~5の6段階で評価する検査方法です。
▼股関節の徒手筋力検査測定。伸ばしたり、曲げたり、外旋させたり、徒手抵抗を加えながら評価しています。
▼肩甲帯の徒手筋力検査測定
実技では学生同士で指摘し合いながら、意欲的に取り組む姿が印象的でした。
夢の理学療法士に向けて少しずつ専門科目も増えてきて、着実にステップアップできていますね♪