言語聴覚学科2年次必修科目の「聴覚障害学」を紹介します。
この授業では、聴覚障がいをもたらす原因疾患、聴覚障害の種類(感音難聴と伝音難聴)とその様態、聴力型の違いなどについて学び、疾患の治療法とその限界、補聴器や人工内耳の適応と訓練適応についても理解を深めます。また、発症時期による課題の違いなどを理解し、聴覚障がい者の社会参加についても学びます。
この日の授業では、先天性重度聴覚障がいのある方をゲストスピーカーとしてお呼びして、講義をしていただきました。
自身の経験を通して、難聴による生活の困難さや工夫していること、人工内耳の手術を行った際の心情・音の聞こえ方の変化など、様々なことをお話しいただきました。
▼音声をテキストに変換するアプリを使って、ゲストスピーカーの方への情報保障を行っている様子。