2022年7月22日(金)、群馬県立大泉高校の2年生が見学に来てくれました。本学1号館にて、大学紹介を行った後、3グループに分けて施設見学を行いました。
▼群馬パース大学について、特徴を3つにまとめて紹介しました。併せて、本学で目指すことのできる9つの医療職と各学科での学びについて話しました。高校生にとっては馴染みのない職種もあり、新たな発見や気づきがあったのではないでしょうか。
▼理学療法学科では、リハビリテーションの定義の話から始まり、リハビリテーション3職種それぞれの特色や違いについて実習室にて説明しました。その後、学科の特色の一つであるレクリエーション室へ移動しました。この場所は教員の研究室と隣接して配置されていることから、先生と学生の交流が日常的に図られていることを紹介しました。
▼作業療法学科では、本学教員の解説を聞きながら「基礎作業学実習」の授業の様子を見学しました。この日の授業では、作業療法学科の学生たちが七宝焼き作り(七宝焼とは、金、銀、銅などの金属に美しいガラス質の釉薬を用い高温で焼く金属工芸品で、伝統工芸技法のひとつ)を体験していました。実はこのような手工芸も、作業療法の治療に用いられることがあります。
▼言語聴覚学科では、観察室・訓練室・聴覚検査室の充実した設備や言語聴覚士が扱う様々な検査機器について、各実習室をまわりながら紹介しました。それぞれの実習室で、本学教員の話に熱心に耳を傾けたり質問したりする様子が見受けられました。
▼どのグループも最後に5号館1階を見学して終了です。5号館には、学生生活をサポートするための各種センターや全40室の学生専用マンションが配置されています。国際交流・就職・奨学金等について、それぞれ担当の職員から説明しました。
高校2年生ということで、初めて大学の中を見学したという方も多くいたと思います。今回のプログラムを通して、大学を少し身近なものとして捉えられるようになったのではないでしょうか。様々な医療職について具体的に知ることで、将来の進路選択のお役に立てれば幸いです。
群馬県立大泉高校の皆さん、来学いただきありがとうございました!