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在留外国人や日本人の母乳育児支援に関わる冊子を9ヵ国語で作成しました

 本学・看護学部看護学科・早川有子教授が、在留外国人&日本人の母乳育児支援に関わる冊子(以下、本冊子)を9ヵ国語で作成しました。

 

 早川教授は、在留外国人の妊産褥婦の不安は第一位が「母乳に関すること」であることから、母乳育児支援に関する実態調査を行いその結果をもとに本冊子をまとめました。また、在留外国人の妊産褥婦は、「言葉の壁」があることに対する不安が大きいため、国内の在留外国人が多い国籍をもとに9ヵ国語で作成しました。

 本冊子は、これまでの早川教授の研究成果をもとに根拠を示しまとめており、多くの方々に活用いただくために、イラストを多く使い、支援内容はQ&A形式でまとめています。また、在留外国人の妊産褥婦の実際の声を取り入れています。現在、群馬県の行政で本冊子を市町村に配布する予定で進めていただいております。

 本冊子があることにより、在留外国人の母親及び母乳育児支援をする側の双方にとって安心した母乳育児支援に繋がることが期待されます。そして、今後は日本だけでなく海外の助産院や病院などの医療機関での活用、多くの方々に活用していただくためにさらに言語の種類を増やしていくことが期待されます。

 

■教員紹介ページ:早川有子教授

https://www.paz.ac.jp/academician/hayakawayuko/

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