10月27日（木）11月1日（火）に本学で小山高校探究プログラムを実施しました。

栃木県立小山高校の2年生5名が来学し、学科ごとに分かれてテーマに沿った講義や演習を1日を通して行いました。

各学科の様子を紹介します！

看護学科～探究テーマ「看護研究として現象をとらえる」～

講義で本学の特徴と看護職の仕事について理解を深めた後、感染予防の基本である手洗いについて効果的な方法を検証し、普段の自分自身の手洗い行動の特徴と併せて考察しました。日常的に当たり前のように行っている手洗いですが、改めて深く考えてみると新たな気づきがあったのではないでしょうか。効果的な手洗いの方法を今後の生活で実践していけるとよいですね♪

検査技術学科～探究テーマ「遺伝子多型（Single Nucleotide Polymorphism :SNP）の探求」～

講義で本学の特徴と臨床検査技師の仕事について理解を深めた後、遺伝子多型について調べる実習として自分自身の口腔粘膜から細胞を採取してリアルタイムPCRを実施し、そのDNAから得られた結果の解釈と考察を行いました。自分の体内から検体を採取して調べたことで、臨床検査技師の業務をより具体的なものとして理解できたのではないでしょうか。

放射線学科～探究テーマ「X線の物理的特性」～

事前課題で調べたX線の発生方法や物質への影響等を踏まえて、講義と質疑応答を行いました。また、実験に入る前に放射線の取り扱いと安全管理に関してもしっかり学びました。実験では、X線の撮影条件と出力の関係およびＸ線の出力と画像濃淡の関係について調べ、結果の解釈と考察を行いました。

3学科で探究プログラムを実施し、講義や演習を通して大学での学びに触れていただきました。

今回のプログラムで経験したことを、自身の進路選択に役立てていただければ幸いです。

小山高校の皆さん、1日お疲れ様でした！