群馬パース大学地域連携センターでは、地域貢献を目指す取り組みの一環として、日ごろの教育・研究の成果を地域社会に還元するとともに、皆さまの生涯学習の一助となるよう、公開講座を開催しています。
12月3日(土)、今年度で3回目となる公開講座を開催しました。
来場型の他、Youtubeでのライブ配信、オンデマンド配信の3つの参加形式で参加者を募り、来場型、オンライン型合わせて約70名以上の方にお申込みいただきました。
今回は本学附属研究所 先端医療科学研究センターが企画した「がんの検査・診断・治療の最前線」をテーマとして、各分野の専門家が、現状を踏まえたがんにおける検査方法、診断、治療方法についてお話いただきました。
【講演1】 がんの検査診断に用いられる腫瘍マーカーについて
群馬パース大学 副学長 藤田 清貴
▼がん検査に用いられる腫瘍マーカー検査の正しい理解と、活用方法について説明いただきました。
【講演2】 肺がんの最新のトピック ~ゲノム診断から治療まで~
杏林大学 医学部 呼吸器・甲状腺外科学 准教授
群馬パース大学附属研究所 先端医療科学研究センター 研究教授 田中 良太
▼肺がんの原因と症状を踏まえ、最新の治療法についてお話しいただきました。
【講演3】男性の11人に1人 ~前立腺がんの進行・転移を防ぐ最新の診断・治療法は?~
医療法人社団美心会 黒沢病院 院長・同 予防医学研究所 所長
群馬パース大学附属研究所 先端医療科学研究センター 研究教授 伊藤 一人
▼前立腺がんの予防・対策について、また、最新の診断方法、治療方法について紹介いただきました。
▼総合討論の様子
来場いただいた方々から、たくさんの質問をいただき、各専門分野の先生方に一つ一つ丁寧に回答いただきました。
生涯でがんに罹患する割合は多く、2人に1人はがんを発生するといわれています。
がんの検査方法や最先端の治療法まで、専門的な視点から、正しい理解を得ることができたのではないでしょうか?
次回の公開講座は、3月の開催を予定しています。
詳細が決定しましたら、本学ホームページ等でお知らせいたします。是非、ご参加ください。