第20回医療情報技師能力検定試験に本学の学生が3名、2022年第2回G検定(ジェネラリスト検定)に本学の学生が1名、それぞれ合格しました。
【医療情報技師能力検定試験合格者】
放射線学科4年 堀 風雅さん(長野県中野西高等学校出身)
大学院博士前期課程 放射線学領域1年 山口 遼さん(静岡県立御殿場南高等学校出身)
大学院博士前期課程 放射線学領域2年 植木 響さん(群馬県立高崎北高等学校出身)
【G検定(ジェネラリスト検定)合格者】
放射線学科4年 堀 風雅さん
医療情報技師とは・・・
日本医療情報学会が資格付与する民間資格で、有資格者は病院情報システムの開発・運営・保守が主な業務となります。その特質上、情報処理技術だけでなく医療分野・医療情報システムの知識が必要となるため、試験は情報処理技術系・医学医療系・医療情報システム系の3科目が課せられ、3科目とも一定基準の成績を取らなければ合格できません。
今年度の医療情報技師能力検定試験の合格率は33.3%(受験者数3400名、合格者数1161名)でした。※過去2回の科目合格もあわせた総合判定
G検定(ジェネラリスト検定)とは・・・
日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するAI·ディープラーニング活用のためのリテラシーに関する検定試験です。機械学習や深層学習、それぞれの方法論や事例など、AIがビジネスで活用されるこれからの時代に必要な知識が出題範囲となります。ディープラーニングを活用するジェネラリスト人材の育成を目指して実施されており、ITエンジニア等のデジタルを“作る人材”に限らず、これからのデジタル社会においてデジタルを“使う人材”として、文系人材を含めた全ビジネスパーソンに向けた検定になっています。
今回のG検定(ジェネラリスト検定)の合格率は61.2%(受験者数6398名、合格者数3917名)でした。
合格した山口さん(写真上)と堀さん(写真下)がインタビューに答えてくれました。
◎受験しようと思った理由やきっかけはなんですか?🎤
・自分の職種に関する知識だけでなく、自分が働くであろう環境で使われているシステムについての知見を深めたかったからです。電子カルテの導入などで医療のIT化が進んでいて今後もさらに発展していくと思われるため、医療情報という分野に興味がありました。(山口さん)
・書店のコンピュータ系コーナーに偶然この試験の教本が置いてあったことがきっかけで興味を持ち、また以前からディープラーニングなどの技術にも興味があったので、その基礎的な勉強にも使えると思って受検しました。(堀さん)
◎合格に向けてどのように勉強を行いましたか?🎤
・過去問をひたすら解いて、どこが間違っているのか、どのように直せば正しい文章になるのかを考えながら勉強を進めました。(山口さん)
・G検定は2時間で約200問程度を解く試験なので、1問あたり1分も時間をかけられません。アウトプットを速くすることを意識して練習問題に取り組みました。(堀さん)
大学での学修にとどまらず、様々な分野に興味関心を持つことは素晴らしいですね。
3名の学生の皆さん、本当に合格おめでとうございます!