群馬パース大学地域連携センターでは、地域貢献を目指す取り組みの一環として、日ごろの教育・研究の成果を地域社会に還元するとともに、皆さまの生涯学習の一助となるよう、公開講座を開催しています。
3月18日(土)、今年度で4回目となる公開講座を開催しました。
来場型の他、Youtubeでのライブ配信、オンデマンド配信の3つの参加形式で参加者を募り、来場型、オンライン型合わせて200名以上の方にお申込みいただきました。
今回は「発達障害の理解と支援」をテーマとして、発達障害とはどのようなものなのかという基礎知識から、どのような支援をしたら良いのか、職場における支援についてなど、様々な視点からお話いただきました。
【講演1】 「発達障害の理解」
群馬パース大学 看護学部 看護学科長・教授 矢島正榮先生
▼発達障害についての基礎知識をわかりやすく説明いただき、支援は「関心を持つこと、知ることからであること」をお話いただきました。
【講演2】 「”気になる子”の理解と日常の支援 ~『言葉の認識』と『脳のスクリーン』に視点を当てて~」
D-discoveryまつなみ代表 松波芳子先生
▼子どもに焦点を当て、発達に障害を持つ子=”気になる子”について、どのように理解するべきなのか、どのような支援が必要とされるのか、具体的な日常会話における支援方法を含め、お話しいただきました。
【講演3】 「職場における発達障害の特性を抱える労働者支援」
群馬パース大学 看護学部 看護学科・教授 廣田幸子先生
▼産業保健師の経験と産業看護に関する研究によって導かれた労働者への支援方法や、支援ツールについての紹介がありました。
▼質疑応答の様子
来場いただいた方々から、たくさんの質問に対し、具体的なアドバイスをいただきました。
今回の講座では、「発達障害」についての基礎知識と、具体的な支援方法についてお話しいただきました。
「発達障害」といっても、さまざまな種類があり、さまざまなな課題があるということがわかりました。
この講座をきっかけに、まずは「発達障害」について関心を持ち、知ることから始めてみてはいかがでしょうか?
次回の公開講座は、7月の開催を予定しています。
詳細が決定しましたら、本学ホームページ等でお知らせいたします。どなたでもご参加できますので、是非、お気軽にお申込みください♪