群馬パース大学クラウドファンディングプロジェクトの第1弾として、当企画へのご理解とたくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。
皆様のご支援のもと、8月21日(月)~29日(火)に小・中学生および高校生を対象とした臨床検査技師体験イベントを開催いたしました。
■自由研究コース(小学生~中学1年生対象)
第一部の『光る血』では、科捜研の犯罪捜査を模して子供たちにルミノール反応で血液を光らせる体験をしてもらいました。
第二部『光る絵』では、化学反応で光る3種類の溶液(光の三原色)を様々な比率で混ぜ合わせた光の絵の具を使って、自由に絵を描いてもらいました。
■職業体験コース(中学1年生~高校3年生対象)
臨床検査技師の業務は、患者に直接触れて行う生理機能検査と患者から採取したサンプルを検査対象とする検体検査に大別されます。
今回は生理機能検査(超音波検査、心電図検査、血液脈波検査、聴力検査、呼吸機能検査)について一通り体験してもらった後、様々な検体検査(尿検査、病理組織検査、細菌検査、ウイルス検査、採血、輸血検査)を体験してもらいました。
▼生理機能検査体験
▼検体検査体験
■高校化学応用コース(高校1年生~高校3年生対象)
本コースは、高校で学習する化学が大学でどのように活用されるのかを知ってもらうための企画です。
今回は、高校化学で学習する有機化学のうち「糖質」に焦点をあて、その知識が糖尿病患者の検査にどのように発展していくのかを体験してもらいました。
▼大学の模擬講義の様子
▼講義で説明した知識を応用して、糖尿病の模擬患者尿中のブドウ糖を検出する実験を行う様子
今回のイベントでは小学生から高校生まで多くの方々に臨床検査技師という職業を体験していただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
本イベントの狙いは、10年後、20年後を見据えた医療従事者の育成であり、将来の職業を選択する際のきっかけのひとつになれればと思います。
今後もこのような企画を開催いたします際には、ホームページ等で告知いたしますのでぜひご参加ください♪