言語聴覚学科 4年次前期 必修科目の「臨床スキル論」をご紹介します。
この授業では、子どもの成長・発達におけるおもちゃの役割や手作りおもちゃの指導法を学びながら、「遊ぶ力」「つくる力」「指導する力」を身に付けます。
また、介護を必要とする高齢者や障がい者がQOL(生活の質)を向上し、ADL(日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作)を維持するために、遊びや生きがいなどのアクティビティが大切なことを理解し、具体的な遊び体験等を通して活動計画の立案に必要なスキルを取得します。
今回の記事では、4月24日(水)の講義の様子をお届けします。
「病院」や「高齢者福祉施設」等で、高齢者の方々とのレクリエーションで実践できる肺活量を鍛えられるおもちゃ制作をしました。
おもちゃの材料は、身近な資材(紙皿・プラスチックストロー、シール等)を使いました。
今回は、先生が事前に準備した資材を学生に配布して制作をしましたが、臨床の場で実践する際には、高齢者の方が誰でも楽しんで制作ができるように様々な工夫をすることが大切です。
例えば、はさみを使うことが難しい方には、事前に紙皿やストローの淵を切ってお渡ししたり、カラーペンを使ってデザインをすることが苦手な方には、カラフルなシールを貼付してデザインをしてもらったりして、気軽に楽しんで制作できる環境を整えます。
完成したおもちゃがこちら▼(左側:紙皿を使ったコマ 右側:ストローを使った風車)
この授業で身に付けたスキルを、将来活用できるように引き続き頑張ってくださいね!頑張れ4年生!
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