言語聴覚学科では、誰もがありのままにそれぞれの地域で活躍できる「共生の社会」を創り出すために、社会にどのようにアプローチしていくべきかを学生が自ら実践し、考え、学ぶ「地域参加支援演習」という講義を行っています。
講義の中で、「地域参加支援ゼミ」「啓発・広報ゼミ」「デザイン開発ゼミ」「生活支援ゼミ」「共生の街づくりゼミ」「人権尊重ゼミ」という6つのゼミに分かれ、それぞれのゼミで社会の側へ働きかける事業を企画し実践しています。
6月30日(日)、群馬県庁31階のGINGHAMで「にじいろマルシェ〜みんなで創るにじいろマルシェ〜」を開催しました。
このイベントは、障がいのある方の活躍している姿をたくさんの方に知ってほしい、障がい者雇用について啓発を行いたいという学生の『想い』から始まりました。
多くの方にお越しいただくイベントにしたい、また、お子さんたちと子育て中の保護者様をメインターゲットにPRしたいと考え、「おもちゃの広場」を展開することにし、質の良い玩具を揃えることで障がいのある子もない子も楽しく一緒に遊べる空間を作り出したい、とさらに『想い』は広がりを見せました。
この『想い』に、群馬県林業振興課様が「木育」という視点でご助力くださり、さらにNPO法人芸術と遊び創造協会群馬支部様が「グッド・トイ」を貸し出してくださることとなり、たくさんの方にご助力いただけることになりました。
当日は開場後から途切れることなくたくさんの方にご来場いただき、最終的に650人を超すたくさんの方にご来場いただきました。
木のおもちゃは大人気で、何度も繰り返し遊ぶ姿とたくさんの笑顔を見ることができました。
「木でこんなに遊べることにびっくり!」という声もいただき、「木育」の素晴らしさもお伝えできたのではないかと思います。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回学生たちが制作し、会場で配布した「障がい者雇用」に関するパンフレットを増刷してさらに多くの方に見ていただきたいと考え、クラウドファンディングによる資金を募っております(7月10日まで)。
増刷、配布に関わる費用について、どうぞご助力いただきますよう心よりお願い申し上げます!