「第33回日本作業行動学会学術集会」にて、本学作業療法学科教員が下記の通り表彰されました。
●優秀論文賞(事例部門)
受賞者:作業療法学科 准教授 馬塲 順子
【論文名】
自宅に準ひきこもり状態であった統合失調症の男性への自立生活支援
-8050問題に対する人間作業モデルに基づく支援の有用性-
●最優秀演題賞(研究部門)
受賞者:作業療法学科 助教 石代 敏拓
【演題名】
高次脳機能障害の当事者と家族の公正を実現するためのニーズ
受賞した馬塲准教授(左)と石代助教(右)
▼馬塲准教授からのコメント
「本論文は,精神障害者の地域生活における重大な社会問題の一つである『8050問題』に取り組んだ事例論文です。人間作業モデルの理論を用いて精神障害を持つ対象者の自立に向けた生活を支援しました。地域支援で作業療法士は十分に活躍できる職種です。今後も本研究を継続したいと思います。」
▼石代助教からのコメント
「この研究は、脳の器質的な損傷によって生じる『高次脳機能障害』という症状を持つ当事者やその家族と共に進めている研究です。高次脳機能障害を持つ当事者やその家族が、社会的・作業的に平等な機会と資源を持つために必要なことは何かを調査しました。」
この度は受賞おめでとうございます。