医療技術学部放射線学科3年次に必修科目として履修する「診療画像解析学実習Ⅲ」を紹介します。

「診療画像解析学実習Ⅲ」の授業では、1・2年次に学んだ知識をもとに、MRI装置や超音波診断装置、画像解析システムなどの学内にある医療機器を用いて、臨床現場に近い環境で学びます。

具体的には、X線CT装置、MRI装置、超音波画像検査における画像処理、画像の読み方、実習を通して臨床実践実態に即した診療放射線技師の実践的な技術を習得します。

今回は放射線実習エリアでグループごとに実習を行いました。

▼甲状腺と頸動脈エコー検査実習の様子。学生同士が模擬患者となって実習を行います。

▼X線CT装置検査の様子。先生がファントム（模型）を使用し検査の説明を行っています。

▼X線一般撮影実習の様子。医療安全や被曝管理なども併せて学びます。

▼収集された画像の解剖や画像解析（読影）をレポートにまとめます。

3年次は実験や演習を通して、診療放射線技師の実践的な技術を習得していきます。学生達は4年次から始まる臨床実習に向けて、臨床現場を想定した実習を続けていきます。