教員紹介

ACADEMICIAN

木村 朗 KIMURA Akira

  • リハビリテーション学部 理学療法学科
  • 教授

研究分野

臨床身体活動学、内部障害・生体機能系理学療法学

学位

博士(保健学)

大学院

保健科学研究科 保健科学専攻
特別研究指導教員

  • 博士前期課程

    公衆衛生学領域

    身体活動疫学

    個人・集団の生体機能や健康度に及ぼす身体活動と環境の複合要因の影響を解析し健康リスクを軽減するための身体活動定量技術・情報化・介入技術と疫学・生物統計手法を指導します。公衆衛生・理学療法・リハビリテーション等の社会臨床疫学課題を設定し研究遂行から論文作成、ヘルスコミュニケーションについて指導します。

  • 博士後期課程

    医療科学領域

    医療科学特別研究/生体機能

    人間の身体活動定量化の利活用方法を開発し、糖尿病や脳血管機能障害のある人や身体活動の支援を必要とする集団等における生体機能を良好に保つ複合要因システムの最適化を目指す研究能力を養います。公衆衛生・リハビリテーションにおける課題解決に資する知見の国際的発信を行いうる研究の実践および指導を行います。

研究や大学院進学についての質問・相談などを受付けています。

経歴

昭和62年 京都大学医療技術短期大学部理学療法学科(現医学部人間健康科学科)卒
平成4年 琉球大大学院保健学研究科卒
平成20年 金沢大学大学院医学研究科保健学専攻後期博士課程卒
昭和62年-平成6年 大阪大学医学部附属病院理学療法部
平成7年-12年 専門学校社会医学技術学院理学療法学科
平成13年 SPSS Japan Senior Statistician
平成16年-20年 聖隷クリストファー大学助教授、聖隷クリストファー大学大学院准教授
平成20年-21年金城大学医療健康学部教授 現在にいたる

理学療法士、専門理学療法士(内部障害、教育管理)、修士(保健学)琉球大学大学院、博士(保健学)女子栄養大学乙号、博士(保健学)金沢大学大学院リハビリテーション科学分野甲号、日本糖尿病療養指導士、第一種衛生管理者、特定保健指導(運動指導)担当者資格、生涯学習指導者(統計)、日本公衆衛生学会認定専門家 他

研究内容

糖尿病を主とする成人保健学分野の理学療法
副専門分野:ヒューマンファクターを主とする複合要因と健康事象の解明
1. 糖尿病患者、血管合併症予防のための身体活動量に関する研究
2. より簡易な定量的運動・動作表現・患者あるいは専門職間伝達方法の開発
3. 保健医療分野における研究デザインとデータ活用方法の開発と普及
4. NBMを基にした医療従事者教育方法の開発と応用
5. 健康長寿要因に関する研究

研究実績詳細

(1)木村 朗.活動・休養・睡眠の時間配分リズムの異なる介入群ごとの脈波伝搬速度、静脈 還流機能-維持期片麻痺者の血管機能について-.日本公衆衛生理学療法雑誌2(1).8- 14.2014.ISSN 2189-5899
(2)Okabayashi S1, Goto M, Kawamura T, Watanabe H, Kimura A, Uruma R, Takahashi Y, Taneichi S, Musashi M, Miyaki K.Non-superiority of Kakkonto, a Japanese herbal medicine, to a representative multiple cold medicine with respect to anti-aggravation effects on the common cold: a randomized controlled trial. Intern Med. 2014;53(9):949-56. Epub 2014 May 1.PMID: 24785885
(3)Kimura A, Miyagi S.A pilot study of advice on physical activity in senior disabled individuals in rural Japan.Asia Pac J Public Health. 2008 Oct;20 Suppl:128-33.PMID: 19533871

その他

  • 【主な学会活動】

    国内:日本理学療法士協会、理学療法科学学会、日本糖尿病学会ほか
    国際:国際環境複合要因学会(ICCEF2009学会長)、DIPEx-Japan
    http://www.dipex-j.org/

メッセージ

関西弁でいちびりと言う言葉があります。私は、この言葉とその表わす内容が好きです。
学生諸君には、いちびりな力を持った人になって、社会で自分を生かす力をつけて欲しい。(調べたくなった人は、素質ありかもしれません)
教育に対するモットーは、人として、教員として、この道の先輩として、どんなに時代が変わっても誰もが感じる大切なものを掴めるように支えたい。
魚を与えるよりも漁法を教えることを考えたいと思っています。
教えと学びの場で笑顔をたくさん集めましょう。
No Life no laugh.  Real Easy Real Therapy

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