教員紹介

ACADEMICIAN

中島 久美子 NAKAJIMA Kumiko

  • 看護学部 看護学科
  • 教授

研究分野

母性看護学・助産学

学位

博士(保健学)

大学院

保健科学研究科 保健科学専攻
特別研究指導教員

  • 博士前期課程

    看護学領域

    ウィメンズヘルス・助産学

    ウィメンズヘルス・助産学では、Women-centered care(女性を中心にしたケア)を重視し、実践と研究を推進します。女性の一生涯にわたる健康の視点から、心身社会的な健康の側面を統合的に捉えた支援を展開します。助産学は、妊娠・出産・育児期にある女性とパートナーに対して安全で安心できる助産ケアを実践し、研究課題について取り組みます。

研究や大学院進学についての質問・相談などを受付けています。

経歴

【学歴】
2003年  群馬大学医学系研究科保健学専攻博士前期課程修了、修士(保健学)取得
2013年  群馬大学大学院保健学研究科博士後期課程修了、博士(保健学)取得
【職歴】
自治医科大学附属病院 周産母子センター産科病棟 助産師として勤務後
2000年  群馬大学医学部保健学科看護学専攻母子看護学講座 助手
2007年  群馬大学医学部保健学科看護学専攻母子看護学講座 助教 
2010年  群馬パース大学保健科学部看護学科 講師 
2014年  群馬パース大学保健科学部看護学科 准教授 
2021年  群馬パース大学保健科学部看護学科(現:看護学部) 教授
     群馬パース大学大学院保健学研究科 教授

研究内容

(1)親への移行期における夫婦のパートナーシップに関する研究
(2)妊娠・出産・育児期ある女性とパートナーへの助産ケアに関する研究
(3)リプロダクティブヘルス・ライツの推進に関する研究
(4)母性看護学・助産学の教授法に関する研究

研究実績

① Kumiko Nakajima, Ayano Hirose, Tomoko Nameda. Evaluation of a pregnancy programme to enhance older primiparas' physical and mental health and marital relationships after childbirth: A non-randomized clinical trial (高齢初産婦の心身の健康と産後の夫婦の関係性を高める妊娠期プログラムの評価―非ランダム化比較研究). Nursing Open (Open Access),2023.

② 中島久美子,吉野めぐみ,廣瀬文乃,綿貫真歩.看護学生の視座から捉えた助産学生による性のピアエデュケーションの教育的効果の検討.母性衛生,64(4), 461-468,2023

③ 池下貴子,中島久美子,早川有子.ソフロロジー式分娩と出産ストレスの関連-初乳中s-IgA濃度と出産ストレス感情測定スケールの活用-.日本母乳哺育学会,16(1),94-103,2022

その他

  • 【主な受賞】

    第42回日本看護科学学会 優秀演題ポスター発表賞(2022年)
    北関東医学会 最優秀発表賞(2010年)

  • 【主な学会活動】

    【主な学会活動】
    日本助産学会専任査読委員(2015年~)
    インターネットジャーナル「看護科学研究」査読委員(2020年~)
    【所属学会】
    日本助産学会、日本母性衛生学会、日本母乳哺育学会、日本看護科学学会、北関東医学会

メッセージ

母性看護学・助産学の対象は、女性と子ども、そのパートナーや家族です。女性にとって妊娠・出産は特に人生の中でも大きなイベントの一つです。しかし、近年の子育ては、母親の孤独な一人子育てにより育児不安や虐待などの問題も多々あるのが現状です。女性が主体的で自分らしい出産ができ、大変だけど楽しいと思える子育てがスタートできるように、親への移行期にある夫婦への支援を実践していただきたいと思います。

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