教員紹介
ACADEMICIAN
髙橋 哲彦 TAKAHASHI Tetsuhiko
- 医療技術学部 放射線学科
教授
- 研究分野
放射線機器工学、磁気共鳴医学、医用画像工学
- 学位
博士(工学)
経歴
・学歴
1980年 立教大学 理学部 物理学科 卒業
1982年 立教大学大学院 理学研究科 博士課程前期課程 原子物理学専攻 修了
1990年 東京女子医科大学 医用工学カリキュラム 修了
1993年 早稲田大学大学院 理工学研究科 博士(工学)授与
・職歴
1982年 (株)日立製作所 中央研究所
1996年 (株)日立メディコ 技術研究所
2005年~2006年 千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センター特別研究員 兼任
2007年 (株)日立メディコ MRIシステム本部
2016年 (株)日立製作所 ヘルスケアビジネスユニット 診断システム事業部
2018年 日立ヘルスケア・ビジネスサービス(株)
2019年 群馬県立県民健康科学大学、同大学院 准教授
2021年 東京都立産業技術大学院大学非常勤講師 兼任
2021年~ 東京都立産業技術大学院大学客員研究員 兼任
2023年~ 群馬県立県民健康科学大学 客員教授
2024年~ 群馬パース大学 教授
研究内容
・放射線機器工学(X線検出器、X線CT、MRIなど)
・磁気共鳴医学(臨床アプリケーション、RFコイルなど)
・医用画像工学(MRI画像処理・信号処理など)
・診断支援アプリケーションに関する研究 (MRIによる脳診断支援・認知症診断支援技術など)
研究実績詳細
高橋 哲彦 (Takahashi Tetsuhiko) – 経歴 – researchmap
・著書(共著)
[1] MRI装置,高橋哲彦,新医用放射線科学講座 診療画像機器学 第2版 (岡部哲夫・小倉敏裕 編)第8章,pp.155-204, 医歯薬出版(株)(東京), 2016
[2] NMR/MRSのハードウエア,高橋哲彦,磁気共鳴スペクトルの医学応用‐MRSの基礎から臨床まで‐(成瀬昭二 監)第1章3, pp.52-61,(株)インナービジョン(東京), 2012
[3] Encyclopedia of Magnetic Resonance, Practical Implementation of UTE Imaging, Paul M. Margosian, Tetsuhiko Takahashi, Masahiro Takizawa, John Wiley & Sons, Ltd (USA), 2012
[4] “Open MRI and image navigation system”, Tetsuhiko Takahashi, Takuji Mogami, Percutaneuos cryotherapy of renal cell carcinoma under an open MRI system (Junta Harada, Kazuo Miyasaka, Sajio Sumida, Editors), Chapter 6 pp.73-90, Nova Biomedical Books (N.Y.) 2005
[5] Feasibility of using echo planar spectroscopic imaging (EPSI) for 3 dimensional 1H metabolic imaging in the human brain, T. Kimura, H. Taki, M. Hori, S. Naruse, S. Hirata, K. Komura, T. Takahashi, Ultrafast magnetic resonance imaging in medicine, Excerpta Medica International Congress Series 1192 Radiology (S. Naruse, H. Watari, Editors), pp.255-258, 1999
[6] OPEN MRI「AIRISシリーズ」, 高橋哲彦,渡部滋,佐藤茂,先端医療シリーズ2・脳神経外科 脳神経外科の最先端 QOLの向上のために(高倉公朋 監)技術資料編, pp.306-309,(株)厚徳社(東京), 1999
その他
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【主な受賞】
・受賞歴
1993年 学術奨励賞 日本医用画像工学会 受賞
1993年 学術奨励賞 日本磁気共鳴医学会 受賞
1995年 学術論文賞 日本医用画像工学会 受賞
2000年 学術論文賞 日本医用画像工学会 受賞
2019年 文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門 受賞 他 -
【主な学会活動】
日本磁気共鳴医学会 代議員<基礎部門>
日本医用画像工学会 代議員
日本放射線技術学会 会員
International Society of Magnetic Resonance in Medicine 会員
IEEE 終身会員
PR
X線CTやMRIに関する基礎研究・応用研究・製品開発・臨床研究を行ってきました。見えなかったものを見えるようにする、という仕事を通じて多くのことを学び、生みの苦しみや喜びを感じてきました。その結果が医療を進化させ多くの人たちの健康を守っていると思うと、この仕事に巡り合えて本当に良かったと思います。