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臨床工学科

臨床工学科の学生5名が「第1種ME技術実力検定試験」に合格しました

本学、臨床工学科4年生3名、3年生2名、合計5名の学生が「第1種ME技術実力検定試験」に合格しました。

▼「第1種ME技術実力検定試験」に合格した5名。

「ME技術実力検定試験」は、日本生体医工学会が実施する資格試験で、医療機器やシステムにおける医学と工学の知識をはかることを目的としています。試験は第1種と第2種があり、第1種は医療機器の総合的な保守・管理と教育・指導ができるレベル、第2種は適切な指導のもとで医療機器を応用できる能力を評価します。 
また、2種は受験資格を問いませんが、1種の受験資格は2種合格者または臨床工学技士免許所有者に限られ、1種の試験に合格し、かつ実務経験を認められると、「第1種ME技術者」の呼称が使用できます。

第1種ME技術実力検定試験の合格率は、2022年度「33.5%(受験者257名、合格者86名)」、そして2023年度「35.8%(受験者282名、合格者101名)」です。


今回、合格した臨床工学科の学生5名にインタビューをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 


●なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?
「同じ学科の友人に誘われたことがきっかけで受験しました。合格することで自分自身の自信に繋がると思いました。また、就職先の方から1種が受かるように応援していただいていたので、期待に応えられるように頑張りました。」

●勉強方法はどのように行いましたか?
「大学3年生の時に受験した際の勉強で得た知識や4年生の臨床実習前に行った自己学習が試験に活きました。また、4年生で行った病院での臨床実習中に、臨床工学技士の方に教えていただいたことが自分の知識となり、今回の試験に活かすことができました。」

●今後の目標を教えてください。
「臨床実習先の病院で尊敬できる臨床工学技士の方に出会いました。医療機器の知識が、医療機器メーカーの企業の方に劣らないくらい詳しく、医師にも褒められているような方でした。その人のような、知識も技術も優れている臨床工学技士になりたいと思っています。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?
「資格を取得することで就職活動の際に強みになると思ったからです。また、自分がどの程度の学力があるのかを知っていただくことができると思ったからです。」

●勉強方法はどのように行いましたか?
「過去問を沢山解きました。5月~6月は臨床実習だったため、実習前から少しずつ勉強をしていました。実習中はレポート等もしなくてはならなかったので、土日や実習に向かう際の電車の中で勉強をしました。実習とレポートと勉強の両立をしながら頑張りました。」

●今後の目標を教えてください。
「実習中に合格できたことで自信がついたので、社会に出た後も働きながら色々な資格を取得することにチャレンジをしたいです。」

 

 

 

 

 

 

 

 


●なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?

「1種を取得できる程度の学力があることを知っていただけるので、就職活動において強みになると思ったからです。また、大学4年間のうちに本気で頑張った経験を作りたいと思っていて、高校時代から受験をしようと考えていました。」

●勉強方法はどのように行いましたか?
「勉強を始めたのは、大学3年生の2月頃からです。試験を受けたことがある友人に合格するためのアドバイスをもらい、効率的に勉強をしました。また、参考書に書いてある内容はすべて理解ができるように分からないところは1つひとつ調べて知識を定着させて、過去問を沢山解いて問題に慣れるようにしました。スケジュール管理を徹底して、「今日はこの単元をやる」という風に決めて、勉強をしていました。また、臨床実習の際に臨床工学技士の方に教えていただいた知識が試験に役立ちました。」

●今後の目標を教えてください。
「就職をした後も、働きながら他の資格を取得できるように勉強していきたいです。臨床工学技士は、医療機器だけを扱うのではなく患者さんや医療従事者の方と接する機会が多いので、患者さんに寄り添い、同僚の医療従事者の方の力になれるような臨床工学技士になりたいです。」

 

 

 

 

 

 

 

 


●なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?

「昨年度のオープンキャンパスのスタッフをした際(2年生の時)に、1種を取得した1年上の先輩(3年生)とお話をする機会があり、その先輩に憧れを抱き受験しました。まずは2種を受験して合格し、その後さらにステップアップして1種にチャレンジしました。憧れだった先輩と同じ年の、3年生で合格することが出来ました。」

●勉強方法はどのように行いましたか?
「大学3年生の4月頃から少しずつ勉強をしました。1問1答のような「単語」の知識を覚える勉強ではなく、記述式問題の解答の仕方や考え方を頭に入れるようにしていました。授業と授業の合間の空きコマの時間などに勉強をしていました。また、授業中に先生が話していることが試験に出てくることがあるので、授業の話もしっかりと聞いていました。」

●今後の目標を教えてください。
「国家資格取得と就職活動に向けて頑張っていきたいと思っています。また、第1種ME技術実力検定試験だけではなく色々な資格取得にチャレンジしていきたいです。」

 

 

 

 

 

 

 

 


●なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?
「1種に合格すると就職活動で強みになると思ったからです。また、3年生で受験をした理由は、4年生になると臨床実習が6月にあり1種の受験日と被ってしまうので、時間のある今のうちに受験をしようと思いました。」

●勉強方法はどのように行いましたか?
「大学3年生の4月から勉強を始めました。2年生までに教わった単元の知識しかなかったので、3年生で教わる単元の内容を先回りして勉強しました。また、2種で出題される内容も出るので、その問題は絶対に答えられるように知識を固めました。通学時間に往復3時間かかるので、毎日通学の時間を使って勉強をしていました。」

●今後の目標を教えてください。
「第1種ME技術実力検定試験に合格しても国家試験に合格しないと臨床工学技士になれないので、国家資格を取得できるように勉強を頑張りたいです。国家試験の勉強と実習・就職活動を両立して頑張っていきたいです。」


試験の勉強と、大学の授業や臨床実習、就職活動の両立は大変だったことと思います。
皆さんの今までの地道な努力と資格取得への熱い気持ちが合格に導いてくれたのではないでしょうか。
合格された皆さん、おめでとうございます!
国家試験合格に向けて頑張ってくださいね。

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