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臨床工学科

【授業紹介】生体計測装置学実習(臨床工学科 2年次必修科目)

今回は臨床工学科2年次必修科目『生体計測装置学実習』を紹介します。

この授業では血圧、心拍数、呼吸数など患者さんの状態を把握するための医療機器を実際に操作しながら、構造や原理を理解し、適切な操作方法や保守管理方法について学びます。

この日は呼吸機能検査と血圧測定に関する機器の構造や測定方法を学びました。

▼呼吸機能検査では、⼝から出⼊する空気の量や勢いなどを測定し、肺の状態を調べました。実際の医療現場では喘息などの呼吸器の病気を調べる際にも使います。

▼血圧の計測では、直接血管に穿刺(針を刺す)または血管などに留置したカテーテル等を通して圧を測定する器具を使用した血圧測定方法を学びました。学生は器具の回路を組み立てながら操作方法だけでなく、その原理や構造への理解を深めました。

臨床工学技士は医療現場で医療機器から発信される様々な情報を正確にキャッチすることで、患者さんへの的確な診断や治療行為につなげる役割を担っています。
本学では、実際にさまざまな機器を操作することで医療現場にむすびついた知識・理解を深める授業を実施しています。

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